B型思考の食と健康ラボ ーときどき脱線します。ー

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マーガリンの安全性が向上!トランス脂肪酸や添加物も解説


朝ごはんはパン派。バターよりマーガリンを選ぶ理由

こんにちは、yugiriです。

私は朝ごはんはパン派で、トーストにはバターを塗りたい派なんですが、正直バターって高いですよね。なので普段はマーガリンを使っています。

学生の頃、マーガリンって人工的に作られるし、ちょっと体に良くない成分が入ることもあるから、バターのほうが安心かも、と習った記憶があります。でも最近、SNSで「マーガリンって最近は安全になってるよ」って情報を見かけたんです。

安くて手軽だけど、なんとなく使うのに罪悪感があったマーガリン。安全なら、もうちょっと気楽に使ってもいいかも?と思えてきました。

というわけで、ちょっと調べてみました。

マーガリンの成分や添加物、トランス脂肪酸のことまで、わかる範囲でまとめてみます。

トランス脂肪酸とは?

マーガリンの健康リスクとして以前よく言われていたのが「トランス脂肪酸」です。

トランス脂肪酸は、油脂の加工過程で生成される脂肪酸の一種で、摂りすぎると心血管疾患のリスクが高まるとされています。昔のマーガリンには比較的多く含まれていましたが、最近の製品では製造技術の進歩により、ほとんど含まれないものが主流になっています。

昔と今のトランス脂肪酸含有量の比較

年度 マーガリンのトランス脂肪酸含有量(g/100g)
平成18年度調査 約7.0g
平成26・27年度調査 約0.99g

※出典:日本マーガリン工業会 (j-margarine.com)

このように、マーガリンのトランス脂肪酸含有量は、約13分の1に減少しています。製造技術の向上や原料の見直しなど、業界全体での取り組みの成果です。

バターとマーガリンの成分比較

成分項目 バター(100gあたり) マーガリン(100gあたり)
エネルギー 約700〜713 kcal 約715 kcal
脂質 約81.0〜83.1g 約83.1g
飽和脂肪酸 約51.0〜55.0g 約50.0g
トランス脂肪酸 天然由来(微量) 加工過程で生成(少量)
コレステロール 約215mg 含まれない
ビタミンA 約520μg 約25μg
ビタミンD 含まれない 含まれることが多い
ビタミンE 含まれる(天然由来) 含まれることが多い

※出典:日本乳業協会、農林水産省

1日の摂取目安と食パン換算

  • 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、総エネルギーの1%未満が望ましい
  • 1日2000kcalの場合、トランス脂肪酸は約2g未満が目安
  • 食パン1枚に塗るマーガリンは平均約10gで、トランス脂肪酸は0.1g/枚程度
  • 計算すると、1日に20枚以上のパンに塗らない限り、目安量を超えることはありません

普段の朝食1~2枚のパンでのマーガリン使用では、トランス脂肪酸の心配はほぼ不要です。

マーガリンに含まれる添加物の例

添加物名 由来物質 特徴・用途
乳化剤(レシチン 大豆、卵黄 油と水を混ぜ合わせるための界面活性剤
香料 天然由来または合成 製品の風味を調整するために使用
着色料(β-カロテン) 人参、パプリカ、藻類 製品に色味を付けるための天然色素
酸化防止剤(ビタミンE) 植物油(大豆油、とうもろこし油など) 製品の酸化を防ぎ、品質を保持するために使用

 

表を見て「添加物が多い…」と思うかもしれませんが、天然由来の成分も多く含まれています。
だから過剰に心配する必要はありませんが、気になる方はこの辺を踏まえて成分を確認してみると判断しやすいかもしれません。

代表的なマーガリン製品の特徴

ネオソフト

  • 風味:軽いバター風味でパンに塗りやすい
  • トランス脂肪酸:0.3g/10g(1枚分)程度
  • 添加物:乳化剤、香料、酸化防止剤(ビタミンE)など

コーンソフト

  • 風味:コーン油ベースの軽い味わい
  • トランス脂肪酸:ほぼ0g
  • 添加物:乳化剤、香料、β-カロテン

小岩井マーガリン発酵バター入り】

剤、β-カロテン

  • 特徴:バター風味を楽しみたい人向け。マーガリンの利便性とバターの風味を両立

テルマガリ

  • 風味:コクがあり、料理や菓子作り向き
  • トランス脂肪酸:0.3g/10g程度
  • 添加物:乳化剤、香料、酸化防止剤、β-カロテン
  • 特徴:業務用でも家庭用でも使える万能タイプ。加熱しても風味が安定

まとめ:マーガリンとバター、上手に使い分ける時代

最近のマーガリンは、昔のイメージよりずっと安全になっています。トランス脂肪酸も大幅に減り、添加物も最小限で工夫されているので、毎日の朝食やお料理でも安心して使えます。

一方で、バターには天然由来のコクや風味、ビタミンAが豊富で、ちょっと贅沢なトーストやお菓子作りには欠かせません。

なので、私は最近「使い分け」が一番だなと思っています。
パンにさっと塗る朝食にはマーガリン、ちょっとリッチに楽しみたい時やお菓子作りにはバター、といった具合です。
用途や好みに合わせて選べば、健康も味もどちらも満足できるのが今の時代のメリットですね。

参考文献・情報元

 

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