B型思考の食と健康ラボ ーときどき脱線します。ー

B型薬剤師がつい深掘りしてしまう、食と体の話。

パンを朝食にとるのは健康に悪いことなのか


わたしは昔から根っからのパン派です。ごはんやおかゆ、麺も試したけど、やっぱり「パンがいちばん落ち着くな」と思ってしまう。 だからこそ、朝にパンを食べることにうっすらと罪悪感があるのがつらい。 この記事は、そんな自分のモヤモヤを整理するために書きました。同じように思っている人が、もしかしたら他にもいるかもしれません。

目次

  1. パンがよくないと言われる理由
  2. 朝ごはんの役割とは?
  3. ごはんとパンの栄養を比較
  4. 比較してわかること
  5. 結局、パンでもごはんでも「組み合わせ」がカギ
  6. 理想通りにいかない朝は…
  7. パンを、罪悪感なく楽しみたい

パンがよくないと言われる理由

  • 精製された小麦粉が血糖値を急上昇させやすい
  • 脂質・塩分が多め(とくに市販の菓子パン・惣菜パン)
  • 咀嚼が少なくなりがちで、満足感が低い
  • 組み合わせ次第で栄養が偏りやすい

これらの指摘は、あくまで「パンそのものが悪」ではなく、選び方や食べ方の工夫が必要ということ。 また近年ではグルテン小麦たんぱく)への感受性が注目され、グルテンフリーを選ぶ人も増えました。 ただし、グルテンがすべての人に悪いわけではありません。症状や目的に応じて柔軟に考えることが大切です。

朝ごはんの役割とは?

朝食の主な役割は次の3つです:

  • 寝ている間に消費したエネルギーを補う
  • 体と脳を「活動モード」に切り替える
  • 生活リズムを整える

つまり、食べないと即不健康というよりも、「質とタイミングが大切」ということ。 パンであってもごはんであっても、この役割を満たせれば朝食としての役目は果たせます。

ごはんとパンの栄養を比較

栄養素 ごはん(白米100g) 食パン(6枚切1枚 約60g) 備考
炭水化物 約37g 約26g 主なエネルギー源
たんぱく質 約2.5g 約5.4g パンにはグルテン小麦たんぱく)含む
脂質 約0.3g 約2.4g パンには油脂が含まれやすい
食物繊維 約0.3g 約1.1g パンのほうがやや多い
塩分 ほぼゼロ 約0.8g パンは塩分を含む

:炭水化物(エネルギー源)
たんぱく質・脂質(体をつくる)
:ビタミン・ミネラル・食物繊維(調子を整える)

比較してわかること

  • たんぱく質はパンがやや多めで、卵やチーズを合わせやすい。
  • 炭水化物はごはんがしっかりめ。朝のエネルギー補給には心強い。
  • 脂質・塩分はパンが高めなので、摂取量に注意したい方にはごはんが安心。
  • 食物繊維は種類によりパンが優位なことも(全粒粉など)。

結局、パンでもごはんでも「組み合わせ」がカギ

どちらも単体では必要な栄養素をすべて満たすことは難しいです。

たとえばパンなら、
たんぱく質:卵、チーズ、ツナ、ヨーグルト
ビタミン・ミネラル:野菜、果物、汁物 などを添えるとバランスが良くなります。

「これで完璧にしなきゃ」と思う必要はありません。 朝にちょっとだけ意識して足すだけでも、立派な工夫です。

理想通りにいかない朝は…

わたしも、マヨネーズチーズパンやシュガースプレッドトーストを前に「これでいいのかな」と悩む日があります。 そんな日は、せめてフルーツを添えようとしますが、フルーツは高くて子ども優先、自分の分はなかったり、食べ残しだったり…。

でも、食べたものを責めるより、「ちゃんと食べられたこと」や「元気に過ごせていること」を大事にできたらいいなと思っています。

パンを、罪悪感なく楽しみたい

「パンが好き。でも身体のことも気になる。」
そんな間で揺れる気持ちは、わたし自身ずっと抱えてきたものでした。

けれど、パンそのものを悪者にするのではなく、どう食べるか・何と組み合わせるかを工夫できれば、朝ごはんとしてのパンはもっと心強い味方になります。

完璧でなくても、楽しんで食べられることは大事。
朝のトーストの香りに癒やされながら、そんなふうに思える朝があるだけで、心も体も少しほっとするような気がしています。


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